里親養育におけるマルトリートメントについて
主催:東京都乳児部会 里親支援研究会里親支援者スキルアップ研修
実施後のコメント
終了後、名刺交換、新生児育児向けリーフレット「おいら新生児」の配布等を求めて、多くの方が残って下さった。皆さん自分の施設の課題として聞いて下さったのだと思う。乳児院対象の研修などは今まで考えていなかったが、これからはお引き受けしていく必要があるとその需要をひしひしと感じた。幸い、追加でリーフレットの注文が来たり、講演依頼が来たりしている、これから始まる。
主催者の感想
2時間、本当にあっという間でした。今回の続きで第2弾をぜひお願いしたいと思っています。乳児部会の研修という形では年間予定がすでに立っており難しいのですが、例えば希望者向けに参加費を徴収してZOOMで行うなどはどうでしょう?
もっともっと先生から学ばせていただきたいです。
参加者の声
- 私たちは社会的マルトリートメントの社会の中で暮らしている
- 自分で考える、自分の考えを他者に伝える!!ということも大人が子どもに見せていきたい姿で
- なかなか自分の価値観を見直したり、客観視することは難しいと感じました
- 普通に育てるのが難しい時代という視点での今回の話はとても参考になった
- 自分が育ってきた環境の中にもマルトリートメントがあったかなと振り返って感じた。無意識にマルトリートメントを行っている人もいるのではないかと思った。自分の行動が子どもに対して里親に対しても不適切なものにならないよう意識して行動しようと思う
- 価値観が覆された。里親養育の前に自分自身が理解しなければならない。まず、知ることから始めたいと思った
- 小さな声から少しずつの変化をということであるが、自分が周りとできることを探っていけるとよいと考える
- 危機的なマルトリートメントにとりまかれていることを改めて認識した
- 子ども観や子育て観については根深いものもあり、なかなか共通認識を持つのも難しさを感じることが多い中、数か月の交流や訪問時のみで伝えていくのはかなりの工夫が必要だと思った。社会の問題だという認識を皆が出来るように広める必要があると思います
- 今まで子どもの危険な行動と思っていたことが実はとらえかたによっては違かったのかなと思った
- とても楽しく先生の話をもっともっと聞いてみたいと思いました。よく聞くとてもあたりまえのようなことばがマルトリにあたることを知りどきどきしました
- 歴史的、社会的な背景とともに子育て観には変化がある。自分が育てられた時代と自分が子育てをする時代における価値観やNG行動の違いを受け入れ、変容していくには、時間と啓発が必要だと感じました。今回のような研修が増えると嬉しいです
- 里親支援者にマルトリートメントに関する継続した学びの場が必要だと感じました。
- 開催日時
- 2023年07月17日(月)
13:30-15:30 - 講師
- 武田信子
- 会場/方法
- 東京都新宿区神楽河岸1-1セントラルプラザ (飯田橋)/
- 対象
- 都内社会的養護施設(乳児院)職員 里親支援者
- 参加者数
- 30名