保健室から始める社会的マルトリートメントの予防

主催:茨城県高等学校教育研究会養護部研究協議会

実施後のコメント

みなさん、大変熱心に聞いて下さって、終了後も控室で会話が弾み、参加者も三々五々集まっておられたのが印象的でした。学校の中で、マルトリートメントという概念に一番早く反応して下さるのが、いつも養護教諭の皆さんです。学校内にいながら、生徒の立場も先生の立場もわかる養護教諭は、大変微妙な位置で生徒の健康のために要の役割を担っておられると思います。行内では一人ですが、横のつながりを強めて、ぜひご活躍いただきたいと期待しています。

主催者の感想

昨年10月、武田先生が書かれた少年写真新聞社の心の健康ニュース記事を読み、初めて「マルトリートメント」に触れました。
マルトリートメントについて知るためには、ぜひ武田先生のお話をみんなで聴いて共有したい!という思いで動き始めたのですが、無事に講演会を実現できたこと、とてもうれしく感じております。事前に動画を視聴し、「もやもや」とした気持ちを抱え、緊張しながら迎えた当日でしたが、武田先生のお人柄に触れ、エネルギーを分けていただいたような気分であります。マルトリートメントに気づいた自分はどう変えて行動するか、大きな課題ですが、「校内でフリーな立場の養護教諭なら、繋がり変えていくことができる」「もやもやは切り捨てない」等、先生からエールをいただいたので、知ること、気づくこと、変えること、繋がること、行動することを意識して、これからも教育に携わっていきたいと思います。

参加者の声

  • もっともだと思えることばかりで、きちんと向き合ってこなかったなと気づかされました。もう一度動画を見ながら復習します
  • 先生にリードされいつもと違った気持ちで参加することができたと思います。自分も何か子供たちのためになれるのかとこれまでを振り返りながら考えるよい機会になりました
  • マルトリートメントという単語の意味も知らなかったので、新鮮でした。正しいとか当たり前と思い込んでいるかもしれないという視点の大切さを感じました
  • 様々な価値観があり、また、その価値観は時代とともに変化したり揺らいだりするものであるということを自覚しなければ、子どもに対してマルトリートメントを行う危険性があると気づいた。子どもと接するときに、選択肢を提示し、子どもに自分でどうしたいかを決めてもらうことが大切なのではないかと思った。そして、選択肢を提示するためには、大人側に広い視野や知識が必要になるのだと感じた。
    開催日時
    2023年05月25日(木)
    13:00-15:00
    講師
    武田信子
    会場/方法
    茨城県土浦市東真鍋2-6クラフトシビックホール土浦(小ホール)/対面
    対象
    養護教諭
    参加者数
    140名

    主催:世田谷区教育委員会事務局乳幼児教育・保育支援課電

    家庭教育・子育て支援講座すくすくコンパス コース1 子どもの権利を身近な日常の生活の中から学ぶ

    主催:NPO法人ワーカーズコープ北上笑いのたね事業所

    東北子育ちフォーラムinきたかみ 子育てを地域で 子どもたちの幸せのために私たちができること