日本という国で人が育つということ
主催:森のようちえんぴっぱら
実施後のコメント
松下音次郎さんのおうちは不思議な建物で、入っただけで何がどうなっているのかとワクワクする。
工房の中に入り込んでくる子どもたちは、自分の使える工具と使うべきではない工具を知っていて、自分の工作にぴったりの木切れを探して、遊び始める。空の広さが違う。季節の移ろいがわかる。そんなところで子どもを育てたいと思う親たちが、幸せなはずなのに苦悩している。新学期、また学校が始まるという日に、親も子も悩んでいる。相次ぐ子どもの死の報道。18:00に始まった研修が終わったのは22:00だった。
主催者の企画意図
定員 20 名、2 歳から就学前の子供たちが、日々自然の中で過ごしています。一人一人の歩みに合わせた保育を行っていますが、ここ数年、入園時に人を怖がる子、特定の大人としかいられない子、乱暴な子、こだわりが強い子などの子どもが増えていると感じ、スタッフ 4 名、ヘトヘトな毎日を過ごしております。武田先生にぴっぱらで過ごして頂き、感じたこと、アドバイスなどを頂けると嬉しいです。
ぴっぱらを卒園していった子供たちが学校のやり過ぎ教育やみんなと同じようにしないとならないことへの違和感を感じ、不登校になる子が増えました。親も先生と話し、試行錯誤しますが、なかなか学校とうまく関われなくなっていくことも多々あります。「子どもを主語にしての話が出来ない」というところに親たちの悲しさ、苦しみがあります。
ぴっぱら以外の場所でなかなか通じないことを親達も我々スタッフも悩んでおります。「社会的マルトリートメントをなくすために」「やりすぎ教育」「プレイワークの考え方」もお聞きしたいです。
- 開催日時
- 2023年08月22日(火)
18:00-22:00 - 講師
- 武田信子
- 会場/方法
- 森のようちえんぴっぱら/対面
- 対象
- ぴっぱら関係者
- 参加者数
- 20