マルトリートメント予防における保育士の役割
主催:福井県民間保育連盟
実施後のコメント
- 当たり前のおんぶが間違ったおんぶになっていないか、特別ではなくそのあたり前の毎日にマルトリはないかを今回をきっかけにして、また新たな視点で保育に向き合えています。
- 現場に報告すると「先生、うちのおんぶが大丈夫か見に来てください」という声が早速あがり、園内のことではありますが、自分は大丈夫か確認し合う、この気持ちが大切なのだと改めて感じました。
- ノルウェーの刑務所の話にも合ったように、様々な問題を抱えた保護者や園児にも愛をもって接し、園で出来ることを精一杯していきたいです。
- 「もやもやを残して帰ってください。」という先生のお言葉にもあったように、しっかりともやもやと向き合い丁寧に保育していきたいです。
今までのマルトリと言えば、虐待で傷ついた子やマイナスな言葉を浴びせ続けられた子、という暗くちょっと遠い存在の話でしたが、武田先生のマルトリは日常の保育でも起こりうることで、子育ての基本をしっかりと確認し合い、気付いたことは継承していく、声にあげていくことの大切さを学びました。身近に気を付けないといけない話で、とても良いお話でした。早速、本も購入しましたので熟読したいと思っています。
参加者の声
大変温かい保育園が幹事校となって下さっていて、良い研修ができたと思います。永年勤続表彰の保育士さんたち始め、子どもが保育園に通うことがあたりまえの文化の中で、どう子育てを担っていこうかとしっかりと考えておられる風土があるように思いました。これからの福井県の保育に少し風を吹かせることができたなら、とてもうれしく思います。
- 開催日時
- 2023年10月21日(土)
15:00-16:30 - 講師
- 武田信子
- 会場/方法
- 鯖江市文化センターホール/対面
- 対象
- 対象: 福井県内にある民間保育園の保育士、保育関係者、保護者
- 参加者数
- 700名